はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

 

インターネットが導入されて一番私が一番変わったことは、
「人とのかかわり」です。
 
インタ―ネットが導入される前の1990年代前半までは、
知人・友人との会話から得る情報が私の情報ソースのかな
りの割合を占めてました。
 
もちろんTV、ラジオなどの放送メディアや新聞や雑誌な
どの出版物から得られる情報もありましたが、結局そうい
ったメディアからインプットされた話題は、知人、友人と
の会話のネタとしてアウトプットされることが多く、有効
な情報は人づてで得ていたように思います。
 
知りたいことがあると、その内容に知見がある友人や先輩
をわざわざ訪ねて聞くなどといったことを普段から、普通
に行っていたのを思い出します。
 
それによってコミュニケーションが生まれて、また新しい
話題を通じて情報のやり取りが行われるという連続でした。
 
インターネットが普及し、まず利用を開始したのが検索サ
イトだったと思います。
これまで、誰かに聞かなければ答えが出なかったようなこ
とが、いつでもボタン一つでいくつも出てくるようになっ
たわけです。
 
その結果、やはり「人とのかかわり」に要する時間は少な
くなりました。
 
人に物事を尋ねるのは面倒な場合もあります。
相手に合わせなければならないこともありますし、聞きた
い内容が整理できてないときは、明確な答えがでないこと
もあります。
 
それに比べて、インターネットでの検索するのに相手にあ
わせるストレスは必要ありません。
 
にじいろは知人や友人を情報源として期待して付き合って
きたわけではありません。
ですが、結果的に単に問合せたり、相談する内容が減ると
音信回数そのものが減少することにつながり、疎遠になっ
てしまうものです。
 
インターネットはSNSなど新たなコミュニケーションツ
ールにも発展していきました。
それによって広がる人間関係もある一方で、失う人間関係
もあると思うとちょっと残念で複雑な気持ちになります。
 
にじいろ